本稿は2002年から日本経済新聞毎週火曜日夕刊 健康欄に毎週各科の専門の先生方が「こんな症状のときどうする」といった場合を想定して「OLのAさん(32)は最近・・・」といった出だしで600文字程度の簡潔な文章で診断、治療に関する基本的考え方を連載したものです。私は前職時代から産科・婦人科担当医として2ヶ月に1回、現在までに約30項目について連載しています。本シリーズは現在までの新聞掲載原稿に加え、新聞と同じ形式で最新の検査、治療の考え方を追加してゆく設定で設けさせていただきました。
各疾患の説明とは異なった趣もあるでしょう。参考になさってください。

※日本経済新聞/夕刊 2002年2月13日〜2007年5月22日掲載分
※執筆者 田坂クリニック院長 田坂慶一 


■妊娠前からの葉酸摂取−時期と量、バランスが重要−2009. 1.20
■子宮内避妊具−5年有効など選択肢広がる−2008.12.16
■妊娠中の便秘−流早産の原因にはならず−2008.11.11
■黄体ホルモンの働きについて−妊娠に不可欠、排卵の指標にも−2008. 9. 9
■子宮後屈−単独で病的意味はない−2008. 5.20
■子宮腺筋症−強い月経痛、30−40代に多い−2008. 3. 11
■若年の「更年期障害」―月経不順や自律神経失調―2008. 1. 22
■妊娠中のインフルエンザワクチン−安全確認済み、米では推奨−2007.11. 20
■妊娠中の貧血-軽度なら食事療法で-2007. 9.28
■妊娠知らず風邪薬 −種類と時期で異なる影響−2007. 8. 7
■月経痛2007. 5. 22
■妊娠中のむくみ −それだけで病的とはいえず−2007. 4. 3
■尿漏れ −量によっては手術の必要も−2007. 2. 13
■月経不順―基礎体温で排卵チェック―2007. 1. 9
■がんのフォロウアップ −経済性を考え、検査を厳選−2006. 9. 26
■尖型コンジローマ −冷凍凝固や電気凝固で治療−2006. 7. 11
■頻尿 −簡単にできる膀胱訓練− 2006. 5. 16
■年齢と妊よう性 −卵子の変化が主因−2006. 3. 14
■早期卵巣がん −治療法しだいで将来出産も−2006. 1. 17
■乳がん治療後の性器出血 −子宮体がんの恐れ−2005. 11. 15
■不妊治療 −2年超えたら「生殖補助に」− 2005. 10. 4
■乳汁漏出と月経異常 −関係密接、不妊の原因にも−2005. 8. 19
■多毛とにきび −卵巣に異常、月経不順招く−2005. 6. 14
■子宮外妊娠 −治療法の選択枝増える−2005. 3. 29
■ヘルペス外陰炎ー急にピリピリ痛み、再発もー2005. 2. 1
■排卵期出血 −生理現象 心配なし−2004. 12. 7
■妊娠初期の放射線検査 −1回なら胎児に心配ない−2004. 10. 5
■つわり −我慢は禁物 無理せず相談−2004. 8. 10
■月経日移動 −中用量ピル 服用時相談を−2004. 6. 15
■細胞診異常 −毎年検診受け 子宮頚がん予防−2004. 4. 13
■思春期の不正性器出血 −貧血なければ経過観察−2004. 2. 17
■妊娠初期の出血 −流産の可能性、早期に受診を−2003. 11. 25
■閉経後の腰痛 −骨粗鬆症検診の受診を−2003. 10. 7
■避妊具の破損 −緊急避妊ピルで対処を−2003. 8. 12
■ほてり・いらいら −閉経時に症状、ホルモン補充−2003. 6. 17
■月経前緊張症 −生活改善とリラックス大切−2003. 4. 15
■おりもの −早めの診断で有効な治療を−2003. 3. 11
■女性の下腹痛 −急性には4つの原因−2003. 1. 14
■不正性器出血 −子宮体がん兆候の場合も−2003. 11. 12
 (全 39件) [編集]

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