[戻る]
■ 細胞診異常 −毎年検診受け 子宮頚がん予防−2004. 4. 13

OL のB子さん(27)下腹痛が続いたので近くの産婦人科に受診し、附属器炎と診断され、治療を受けた。その際、子宮頚(けい)癌検診で異常が見つかり、、精密検査を受けるよう指示された。 一般に子宮頚部細胞診異常は必ずしも子宮頚癌を意味するのではなく、子宮癌、上皮内癌(子宮頚癌になる5-10年前の所見)以外に異型上皮、各種炎症性疾患でも異常と判定される場合がある。 このような子宮頚部細胞診異常は一般に必ずしも子宮頚癌を意味するのではなく、子宮頚がん、(浸潤がん)、子宮頚部上皮内がん(子宮頚がんになる5-10年前の所見)以外に異型上皮、各種炎症性疾患でも異常と判定される場合がある。子宮頚癌になるには10年以上かかるといわれ、毎年検診を受ければがんの前の段階で発見することができる。子宮頚癌による死亡率を下げるには、検診率を上げることが重要であることは言うまでもない。欧米ではこれらがが周知されており、性活動のある女性または満18歳以上の女性は毎年婦人科検診と子宮頚がん検診を受けるよう指導されている。事実、米国の18歳から24歳の女性の61%は検査によって子宮頚がん予防できることを知っている。子供ができる前にいきなり子宮を摘出する事態は検査によって避けられる。子宮頚がん検査の真の目的はがんを発見することよりむしろ、前がん状態を見つけることにあるのだ。これからの若い女性は定期的に子宮頚がん検査をうける意味を知っておくべきだ。 B子さんはその後、精密検査により、上皮内癌が発見された。頚部円錐(すい)切除手術を受け、子宮は温存できた。その5年後に結婚し、3人の子供がいる。

日本経済新聞 2004年4月13日夕刊掲載